学習の目標
- ObsidianをローカルMarkdown+リンクの知識ベースとして説明できる。
- Inbox・Evergreen・テンプレの三層で初日から迷わない導線を描ける。
- AIを併用する際の安全な役割分担(要約はAI、確定は人)を実践できる。
前提条件
- PCまたはモバイルでObsidianをインストールできる。
- 新規ボールトを1つ作成できる(場所は自分の管理下)。
- 社内規程でクラウド同期やAI利用に制限があれば事前確認。
キーコンセプト
- 資産化: コピペの堆積ではなく、自分の言葉とリンクで再利用可能にする。
- 検索可能性: タイトル・見出し・タグ・リンクは「後で自分が見つける」ためのUI。
- AIは下書き役: 出典と最終文体は人が責任を持つ。
手順(実践ステップ)
- ボールト作成: フォルダ名は短く。英字推奨(バックアップ互換)。
- フォルダ3つ:
Inbox/Notes(またはEvergreen) /Templatesを用意。 - 最初のノート: Inboxに今日の気づきを3行だけ書き、Wikiリンクで関連を1つ貼る。
- Evergreen草案: よく参照するトピックを1本、結論から5行で書く。
- 週次: Inboxを空にし、育てるノートへ移すか捨てる。
演習課題
- 3日連続、Inboxに朝5分ログを書き、週末に1本Evergreenへ昇格させよ。
- 任意トピックでAIに骨子を作らせ、半分を自分の言葉に書き換え、出典URLを末尾に付けよ。
自己チェックリスト
- [ ] ボールトのパスを説明できる
- [ ] Inbox運用ルールが1行で書ける
- [ ] Evergreenが最低1本ある
- [ ] 機密を書いていないか自己点検した
つまずきポイント(避けたい落とし穴)
- フォルダ過多: 分類よりリンク。まずはフラット気味で。
- タグ乱立: 意味のある少数に絞る。
- 同期を後回し: 喪失リスク。最低でも手動バックアップを。
まとめ
入門は「美しい図」より毎日戻れる型です。Inboxで捕まえ、Evergreenで磨き、テンプレで再現性を足すと、AI時代でも思考が散逸しにくくなります。
ミニレクチャー(20分)
ボールトを新規にし、Inbox・Notes・Templates だけ作成。最初の1週間はタグ禁止・フォルダ追加禁止の「ミニマル戒律」を課す。朝5分Inbox、金曜20分で2ノートを Evergreen へ昇格。AIを使うなら、Inboxに「プロンプト+AIだし+自分の一言」を貼り、必ず自分の言葉の行を1行以上足す。週末に「今週のリンク3本」だけグラフで眺め、孤立ノートがあれば接続。フォルダを増やしたくなったら、まずMOC候補のノートを1枚だけ作る。
2週目からテンプレ1枚を追加し、読書メモか日報のどちらかに限定する。3週目で初めてタグを1個だけ(例 #seed)許可。途中で他ツールへ移行衝動が来たら、「Inboxが空く体験」を最優先指標に据える。モバイルは入力専用・PCは編集専用の役割分担も有用。
ツール・参考リンク
権利表記: Obsidianは、Dynalist Inc. の商標です。本記事は同社により承認されたものではありません。
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