学習の目標
- 第三者AIにどこまでノートを渡すかをポリシーで決められる。
- 要約・タグ提案・アウトライン生成を人の編集フローに組み込める。
- コミュニティプラグイン利用時のAPIキー管理を説明できる。
前提条件
- 利用規約と社内ガイドラインを確認済み。
- 連携用プラグイン(例: Copilot系)を試せる環境があるならベター。
- 機密区分の資料がボールトに混ざっていないか棚卸し済み。
キーコンセプト
- 最小送信: 必要段落だけコピー。全ボールト丸ごとは避ける。
- 出典ログ: AI案を貼るなら日付とプロンプト概要を脚注風に。
- 人間ゲート: 公開・契約・学術用途は必ず最終人間校正。
手順(実践ステップ)
- ポリシー1枚: 禁止データ・許可プロンプト例・廃棄手順。
- ワークフロー: 「下書きはAI→自分の言葉に全部置換」または「箇条書きのみ」等。
- プラグイン設定: モデル選択、オフライン可否、ログ保存の有無を確認。
- 実験ノート:
AI_scratch/に限定し、昇格は手動。 - 監査: 月1でスクラッチフォルダを空にする。
演習課題
- 2000字ノートを要約させ、3つの事実誤認を自分で修正し、修正理由をコメントせよ。
- 機密と判断した段落をマスキングした版だけを送信する手順を書け。
自己チェックリスト
- [ ] APIキーがリポジトリにコミットされていない
- [ ] クラウド学習オプトアウト等を確認した(各サービス仕様)
- [ ] AI生成段落に視覚的マーカー(引用ブロック等)を付けた
- [ ] チームでプロンプト例を共有した
つまずきポイント(避けたい落とし穴)
- 慣れによる超過送信: 規程より勢いが勝つ。テンプレで縛る。
- 幻覚のそのまま貼り付け: 特に日付・固有名詞。
- プラグイン過多: 送信経路が増えるほどリスク増。
まとめ
AI連携は知的好奇心と情報管理の両立が課題です。送信を最小化し、出力をスクラッチに隔離、昇格は人が承認する三段が安全です。
ミニレクチャー(20分)
scratch_ai/ フォルダを作り、全AI下書きはそこに限定。プロンプト先頭に「機密なし宣言」チェックリストを貼る。生成結果は引用ブロックに入れ、その直下に必ず自分の言い換えを書く。APIキーは環境変数かOSキーチェーンにのみ。月1でスクラッチを空にし、昇格済み以外を消す。第三者プラグインは送信URLログを読み、社内Proxyと衝突しないか確認。ダークパターン:「便利だから全部貼る」を検知したら自分に赤カード。
モデル切替時はプロンプト記録ノートに日付を付けて保存し、品質変化を追跡。法人契約のSSOやデータ所在地条項を確認し、個人契約APIキーを会社PCに置かない。Copilot系はエディタ全体を読む可能性があるため、機密ノートは別ボールトへ物理分離が最善。
ツール・参考リンク
- Obsidian
- OpenAI(利用する場合は各公式のデータ利用方針を確認)
- Obsidian Community Plugins
権利表記
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